概要
一般的に、年齢とともに増えてくる茶色い色素沈着を「しみ」、生まれつきの茶や黒、赤などの色素斑を「あざ」と呼びますが、それぞれいくつかの種類があります。多くは外観上の問題ですが、皮膚以外の症状を合併するものもありますので、きちんと診断をつけておくことをお勧めします。
「しみ」と呼ばれる疾患
「あざ」と呼ばれる疾患
慶應義塾大学病院での取り組み
当院では、特殊外来としてしみ・あざレーザー外来を開設し、各種レーザー機器(Q-スイッチ付きルビーレーザー、色素レーザー、炭酸ガスレーザー、ロングパルスアレキサンドライトレーザー)により、しみやあざの治療を行っています。保険適用となるのは太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑、血管腫です。
文責:
皮膚科
最終更新日:2021年9月16日