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脳波検査

のうはけんさ

概要

脳波検査は、脳から生じる電気活動を頭皮上に置いた電極で記録する検査で、脳の機能を知ることができます。機械から人間に電流を通すわけではないので、安全で、全く痛みはありません。

所要時間

30分~1時間程度です。

検査を受ける前に

  • 担当医から、検査前に服薬を中止するように指示された方は、それに従ってください。特に指示がなければ通常どおり内服してください。
  • なるべく洗髪し、髪油(ワックス、ポマード類)をつけないようお願いいたします。
  • 食事は普段どおりで結構です。
  • 可能ならば、朝起きてから検査までの間に居眠り・昼寝をしないようにしてください。
  • 3~4歳以下のお子さんの場合は、外来でトリクロリール(甘いシロップの睡眠剤)などのお薬の服用をお願いすることがありますので、時間にゆとりをみて早めに来院してください。

検査の実際

  1. ベッドに仰向けに寝ていただきます。
  2. 頭皮上と耳朶(耳たぶ)などに20箇所ほどクリームで小さな電極をつけます。
  3. 主に眼を閉じた安静状態で記録します。
  4. 途中で、点滅する光の刺激を与えます。少しまぶしいと感じることもありますが、痛み等の不快な刺激ではありません。
  5. 場合により、普通の呼吸より強く吐く過呼吸を3分間行います。
  6. できるだけ、睡眠状態を記録するようにします。
  7. 検査終了後、頭のクリームを拭取ります。
    (洗髪台等の設備はありませんのであらかじめご了承ください。)

検査後の注意

トリクロリールなどの睡眠剤を服用した場合は、検査終了後に足元がふらつくことがありますのでご注意ください。
ご質問やご不明な点は、神経機能検査室までお電話ください。

文責: 臨床検査科外部リンク
最終更新日:2018年2月26日

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