終夜睡眠無呼吸検査
しゅうやすいみんむこきゅうけんさ
概要
終夜睡眠無呼吸検査は、夜間睡眠中の呼吸の状態、睡眠の状態を調べる検査で、睡眠時無呼吸症候群が疑われる患者さんに行っています。外来で行う簡易型検査と、入院で行う精密検査(ポリソムノグラフィー検査)があります。
所要時間
外来検査は、検査機器の装着説明を約30分行います。入院検査は、検査技師が約1時間で検査機器を装着します。実際の検査は就寝時から起床まで行います。
検査を受ける前に
- 外来検査は、ご自宅に検査機器を持ち帰り、ご本人に装着していただきます。
- 入院検査は、午後7時頃から病室で検査機器を装着します。
検査の実際
装着するもの (図参照)
簡易型検査
- 鼻センサーで呼吸の流れといびきをみます。
- 胸部と腹部バンドセンサーで呼吸運動をみます。
- 指センサーで酸素濃度を簡易的に測ります。
入院の際は以下の検査が追加されます。
精密検査(ポリソムノグラフィー)
- 頭に脳波検査モニターを着け、睡眠の深さをみます。
- 心電図を記録します。
- あごと足にセンサーをつけ、筋肉の動きをみます。
検査の際、センサー類が外れないように固定をしますので、若干窮屈ですが、痛みや危険性はありません。寝返りやトイレに起きることもできます。
リラックスして検査を受けてください。
図
文責:
臨床検査科
最終更新日:2018年2月26日