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皮膚の腫瘍

ひふのしゅよう

概要

皮膚のできものを皮膚腫瘍といいます。皮膚に細菌感染を起こして生じるしこりもできものと呼ぶことがありますが、これは感染が終われば自然に治ります。腫瘍とは、体の組織の一部が病的に変化して正常とは違う形で増殖したものです。腫瘍は良性と悪性とに大きく分けられます。良性腫瘍は、一般に増殖が緩やかで生命に悪影響を起こさないものと定義できます。一方、悪性腫瘍(がん)は近傍の組織に進入し、遠隔転移し、体を破壊しながら死ぬまで増え続けていくものと定義されます。ここでは皮膚科で扱う良性腫瘍・悪性腫瘍において、頻度の高いものをいくつかピックアップしてご説明します。

良性腫瘍

粉瘤(ふんりゅう)
色素性母斑(ほくろ)
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

悪性腫瘍

悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)
基底細胞がん(きていさいぼうがん)
有棘細胞がん(ゆうきょくさいぼうがん)
ボーエン病
菌状息肉症(きんじょうそくにくしょう)
血管肉腫(けっかんにくしゅ)
日光角化症(にっこうかくかしょう)
乳房外パジェット病(にゅうぼうがいばじぇっとびょう)
皮膚T細胞性リンパ腫(ひふてぃーさいぼうせいりんぱしゅ)

文責: 皮膚科外部リンク
最終更新日:2018年1月31日

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