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『贈医奨学金』へのご寄付のお願い

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私どもは、慶應義塾大学医学部の何物にも代え難い大きな財産は『優秀な人材』であると考えております。優秀な人材を確保し、最良の教育を施すことにより、人格・知識・技量を兼ね備えた優れた医師を輩出することができ、これにより世界のトップレベルの医療を実現し、慶應義塾大学病院を受診する患者さんに対して安心かつご満足の頂ける医療を提供できるものと思っております。

優れた若者を確保し、最良の教育を行ってゆくには、私立大学におきましては、国公立大学と異なり国あるいは地方自治体からの補助金だけに頼ることはできないのが現状であります。慶應義塾大学医学部の授業料は、優秀な人材を確保したいという思いから他の私立大学医学部に比して最も低く抑えられているものの、昨今の不安定な経済状態の影響もあり、一般の家庭から見ますとかなりの負担になっているのが現状であります。

慶應義塾大学医学部では、『優秀な医学生の育成に役立てて欲しい』という方々から、ご寄付をいただく機会に恵まれました。慶應義塾大学医学部ではこれをきっかけとして、『篤志』によるご寄付を財源とした奨学金制度を2008年に設立し、福澤諭吉の言葉を引用し『贈医奨学金』と命名いたしました。『贈医奨学金』は、人物、学業ともに優れ、医学の将来を担う学生に奨学金を給費し、医学部における人材育成に寄与することを目的としております。ご寄付いただいた方々の『篤志』を未来永劫に伝えるため基金として運営し、その果実を奨学金にすることといたしました。皆様から頂戴した善意を優秀な医師の育成のために利用させていただき、その恩恵を皆様にお返しすることが出来るよう活用させていただきたいと考えております。

『贈医奨学金』の趣旨に賛同し、ご寄付を希望されます方々は下記の連絡先までご連絡いただければ幸いです。担当者より、その内容・趣旨をご説明申し上げます。

(連絡先)
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35番地
慶應義塾大学 信濃町キャンパス学生課(学生生活担当)
電話 03-3353-1211 内線 64312

慶應義塾大学医学部長天谷 雅行
慶應義塾大学病院長北川 雄光

慶應義塾に対するご寄付は、特定公益増進法人への寄付として、所得税法(個人の場合)や法人税法(法人の場合)上の優遇措置(寄附金控除または損金参入)を受けることができます。
詳細はこちらhttp://www.kikin.keio.ac.jp/menzei.html外部リンクをご覧ください。


福澤諭吉が残した『贈医(医に贈る)』という言葉もご覧ください。

最終更新日:2017年10月1日

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