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膀胱内圧測定

ぼうこうないあつそくてい

概要

膀胱機能(尿を貯める力・尿を出す力)を調べる検査です。排尿に異常のある患者さん(尿が漏れる、トイレが近い、尿が出しにくい等)に対して、医師が精密検査が必要と判断した際に行う検査です。

所要時間

約1時間30分

検査を受ける前に

外来の方は自動再来受付機で受付をして下さい。その後泌尿器科外来診察室に来院受付票と診察券を入れて下さい。検査前に排尿をして下さい。

検査の実際

  • 排尿後仰向けで寝ていただきます。
  • 尿道口を消毒後、尿道口からカテーテルと呼ばれる細い管を膀胱内に入れ、生理食塩水を注入し、膀胱内の圧力(膀胱内圧)を計測します。さらに肛門から直腸内圧(腹腔内圧)を計測するための細い管を挿入します。尿を出す膀胱の力は排尿筋圧といい、膀胱内圧-腹腔内圧にて計測することができます。
  • 検査中は胸に手を乗せ、手を出したり、動いたりしないで下さい。検査中、痛み・気分不快などがありましたら、遠慮なく医師や看護師にお知らせ下さい。

検査後の注意

  • 2~3日排尿時に刺激痛を感じる場合がありますが、徐々に改善します。感染予防のためにアルコール以外の水分を多めに摂るようにして下さい。
  • 感染予防のために抗生物質が処方される場合があります。指示通りに内服して下さい。
  • 入浴は当日から可能です。

文責: 泌尿器科外部リンク
最終更新日:2017年2月28日

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