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肺がん専門外来 -呼吸器内科-

肺がんの最新治療

肺がんは日本人のがん死因の第一位で全がん死因の1/5を占め、国内で毎年7万人以上の方が亡くなっています。最も予後が悪いとされている悪性腫瘍の一つですが、近年の様々な新規薬剤の開発によりめざましい治療成績の改善が得られつつあります。

肺がんはその進行度(病期)によって治療法が異なります。早期肺がんであれば手術や定位放射線照射(I期のみ)が適応となり、根治する(完全に治る)確率も高くなりますが、残念ながら多くの肺がん患者さんは局所あるいは全身に進行していることが多く、抗がん剤の治療を必要とし、また根治することは極めて難しいのが現状です。ただ最近は抗がん剤の中でも副作用が少なく効果が高いものや、特殊な遺伝子異常を有する患者さんに対してだけ極めて有効な分子標的治療薬と言われる新規の薬剤や、がんを栄養している血管を破壊してがんを兵糧攻めにする分子標的治療薬などが開発され、特に腺がんと言われるタイプの肺がん(肺がん全体の約6割を占める)では、これまでの2倍あるいはそれ以上の生存期間の延長が得られるようになってきました。

図1

さらにごく最近では肺がんにおける免疫治療の有用性も少しずつ再認識されるようになってきており、その副作用の少なさから様々な状況での応用が試みられています。今後は副作用の強い抗がん剤から副作用の少ない新しい治療法の開発も進んでいくことが期待されています。

図2

肺がん専門外来のご案内

当院の肺がん患者さんの窓口としては、呼吸器内科、呼吸器外科と腫瘍センターがありますが、呼吸器内科の肺がん外来(月曜午前19番:猶木、火曜午前18番:副島、水曜午後18番:副島)では、肺がんの疑いがある初診患者さんの診断から進行期肺がん患者さんの治療までを行っており、適宜週1回開催される呼吸器内科・外科・放射線科合同の肺がんクラスターカンファレンスにおいて最適な治療方針についてのディスカッションを行い、患者さんへの迅速なフィードバックができる体制を取っています。また免疫療法に興味のある患者さんへの情報提供や紹介も行っています。今後は慶應義塾大学病院でもいくつかの臨床試験を計画していく予定です。

一方腫瘍センターでも、外来(火曜午後:猶木、木曜午後:安田)で抗がん剤治療を行うだけでなく、火曜午後においては呼吸器外科とともに肺がんクラスター診療が行える初診外来も併設しており、肺がん初診患者さんへの対応強化を図っています。患者さん一人一人の状況に応じた極め細かな、かつ包括的な診療を行っておりますので、肺がんあるいはその疑いのある患者さんがいらっしゃれば、是非呼吸器内科を受診してご相談下さい。最後まで諦めずに立ち向かっていくことで、新たな治療の可能性を医師と共に見つけましょう。

最終更新日:2013年9月5日
記事作成日:2013年9月5日

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