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ホーム > くすりを知る > くすりの正しい使い方 > 点鼻薬

点鼻薬

点鼻薬の多くは、アレルギー性鼻炎や鼻づまりなどの鼻の炎症を抑えるお薬です。
(点鼻薬の中には、中枢性尿崩症治療薬や、子宮内膜症・子宮筋腫治療薬など全身作用を目的としたホルモン剤も含まれます。)
一般に滴剤、エアゾール(噴霧)剤の形で用いられます。鼻粘膜に直接塗布するよう、また接触時間を延長するために、薬液の粘稠度を高くしてあるのが特徴です。

使い方

必ず、それぞれの薬に付いている説明書をまず読んでから使用して下さい。
ここでは、すべてに共通する使い方を説明しましょう。

  1. 軽く鼻をかんで下さい。
  2. 手をきれいに洗ってください。
  3. 容器をよく振って下さい。
    注意
    ここで、噴霧器のなかには、最初の噴霧を行う前に予備噴霧をし、正常に噴霧されるのを確かめる操作が必要なものがあります。(2回目以降は、すぐに使用して結構です。)
  4. 片方の鼻孔をふさぎ、他方の鼻孔内に容器の先を入れ、滴下、又は息を軽く吸いながら噴霧して下さい。
  1. 滴下、噴霧後は、薬液を鼻の奥まで広く行き渡らせる為に頭を後ろに傾けた状態で数秒間鼻で静かに呼吸して下さい。
  2. 使用後は容器の先端をきれいにふき、キャップをして下さい。

使用上の注意

  • 必ず医師の指示に従い、1回の使用量、1日の使用回数、使用日数を守って下さい。薬の過度の使用、または漫然とした長期の使用は、症状を悪化させることがあります。医師から指示された回数以上の使用は避けて下さい。
  • 今使用している点鼻薬は、あなたの現在の病気に処方されたものです。医師の指示なく同じような症状だからといって、残りを後日使ったり、他の人に与えたりしないで下さい。

鼻づまりの治療に用いられる点鼻薬の副作用が鼻閉(鼻づまり)?

鼻づまりは、鼻粘膜の腫脹・肥厚によって起きます。点鼻薬の主成分である血管収縮薬は、血管平滑筋にある交感神経系α受容体を刺激して拡張した小動脈を収縮させ、腫脹した部分への血流を減少させ、それによって鼻汁の滲出が減り、浮腫も軽減させます。ところが、この薬の効き目がよいのに味をしめて続けていると、だんだん点鼻回数・使用量を増やさなければ鼻づまりがとれなくなってきます。鼻粘膜の自律神経の本来のリズムが、点鼻薬乱用によるたえまないα受容体の刺激により失われてしまったのです。そしてさらに点鼻薬を乱用し続けると鼻粘膜は循環障害に陥り、慢性浮腫性病変(鼻閉)が起きるのです。
この血管収縮薬は市販の点鼻薬にも含まれているので、添付の説明書をよく読んで、必ず1回の使用量、1日の使用回数、使用日数を守って下さい

保管上の注意

  • 直射日光のあたらない涼しい(冷蔵庫等)に保管して下さい。
    ただし凍結は避けて下さい。
  • 小児の手の届かないところに保管して下さい。

文責:薬剤部外部リンク

最終更新日:2011年12月28日

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