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吸入薬

吸入薬とは?

薬を霧状に噴出させ、口から吸い込み気管支や肺に作用させる薬です。
内服した場合よりも少量で早く効き目を現し、副作用が少ないのが特徴です。
携行性に優れた定量噴霧器式のスプレーがよく使われています。
一回押すと一定量が噴出され、薬液が微小な粒子となってのどに入り、これをゆっくりと深く吸い込むことで薬が気管支や肺に届きます。

どんな薬があるの?

気管支喘息に使われる薬には、発作の予防に使う薬と、発作を鎮める薬があります。
前者には、ステロイド剤、抗コリン剤、抗アレルギー剤などがあります。
後者には、交感神経刺激剤(β刺激剤)が用いられます。

それぞれの薬の作用は?

<ステロイド剤>

気道の炎症や気道過敏性を抑えて気道が狭くなるのを改善し、喘息発作を予防します。(最近では、ドライパウダー型の薬もあります。)

<抗コリン剤>

副交感神経の遮断作用により気管支の収縮を抑制し、発作を予防します。

<抗アレルギー剤>

アレルギー反応によって起こる化学伝達物質の遊離を抑制することにより、気管支喘息の発現を防止します。

<β(ベータ)刺激剤>

交感神経のβ受容体を刺激して気管支を拡げます。これにより気管支のけいれん発作を鎮め呼吸を楽にします。また、定期的に使用することにより発作の予防にも使われます。

何種類も使うときの順番は?

β刺激剤→抗コリン剤→ステロイド剤の順番で吸入して下さい。

これは、即効性であるβ刺激剤を先に吸入し気道を拡張させた後に他剤を吸入することにより、より多くの薬剤が末梢までゆきわたるからです。

うまく吸入できないときは?

吸入するときに、呼吸と薬剤の噴霧のタイミングが合わないことがあります。
このときには、口腔内に薬剤が多く沈着してしまい気道や肺にあまり薬剤が届きません。
何回も吸入して慣れてくるとうまくできるようになりますが、慣れない場合は吸入補助器(スペーサー)を使用してみて下さい。

吸入補助器(スペーサー)とはどんなもの?

いろいろな会社が作っているので形はいろいろありますが、吸入器の噴霧口と口の間にセットして使います。一度スペーサーの空間の中に薬剤を噴霧して、これを吸い込みます。

使用上の注意

吸入後は必ずうがいをして下さい。
これは、口腔内より薬剤が吸収されるのを防ぎ全身性の副作用を起こりにくくするためです。
また、ステロイド剤を使用している場合は、口腔内のカビの発生を防ぎます。

文責:薬剤部外部リンク

最終更新日:2011年12月28日

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