音声ブラウザ専用。こちらよりメニューへ移動可能です。クリックしてください。

音声ブラウザ専用。こちらよりメインコンテンツへ移動可能です。クリックしてください。

KOMPAS 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト
お探しの病名、検査法、手技などを入れて右のボタンを押してください。
慶應義塾
HOME
病気を知る
慶應発サイエンス
あたらしい医療
KOMPASについて

ホーム > くすりを知る > くすりの正しい使い方 > 点耳薬

点耳薬

点耳薬は、消炎・殺菌・耳あか軟化などの目的で耳孔内に使用する薬です。

耳の構造

点耳の仕方

点耳の準備

  • 医師の指示に従って、綿棒で外耳道の分泌物を取り除いてください。
  • 点耳をする前に手を洗ってください。
  • 手のひらで薬瓶を握って、2~3分間、薬液を温めてください。
    (ほぼ体温程度に温めてください。)
    ※冷たい薬液をそのまま点耳すると「めまい」を起こすことがあります。

点耳薬の使い方

悪い方の耳を上にして、横向きに寝てください。

容器の先端が直接耳にふれないように、耳たぶを後ろに引っ張るようにして点耳液を滴下します。
医師に指示された量を滴下してください。
一般的には6~10滴を滴下します (ステロイド含有剤を除きます)。

中耳炎の場合は、点耳した後、耳たぶを後上方へ引っ張りながらゆすると外耳道がまっすぐになり、中耳腔まで十分に到達します。鼓膜の穴が小さい時はつばを飲み込むようにすると良いでしょう。

点耳後そのままの姿勢を保ってください。
点耳指示の場合、2~3分
耳浴の場合、約10分
1日の点耳回数は、医師の指示に従ってください。
一般的には1日2回行います。

耳浴終了後
清潔なガーゼ、ティッシュペーパーなどを耳にあてて起き上がり、耳の外へ流れ出た点耳液を抜き取ってください。
もし、めまいがした場合は楽な姿勢で休みましょう。

保管上の注意

  • 薬の種類によって、室温保存で良いものと、温度の低い所での保存が必要なものがありますので、医師の指示に従って保存してください。
  • 点耳薬1本を1週間の目安で使用してください。

文責:薬剤部外部リンク

最終更新日:2018年3月5日

▲ページトップへ

慶應義塾HOME | 慶應義塾大学病院