音声ブラウザ専用。こちらよりメニューへ移動可能です。クリックしてください。

音声ブラウザ専用。こちらよりメインコンテンツへ移動可能です。クリックしてください。

KOMPAS 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト
お探しの病名、検査法、手技などを入れて右のボタンを押してください。
慶應義塾
HOME
病気を知る
慶應発サイエンス
あたらしい医療
KOMPASについて

ホーム > 検査を知る > 画像検査 > SPECT・アイソトープ検査 > 脳血流シンチ

脳血流シンチ

のうけつりゅうしんち

概要

脳血流シンチとは、血流で脳に運ばれて脳内で停留する放射性医薬品(アイソトープ)を静脈から投与し、脳でのアイソトープの分布を専用のカメラで撮像する検査です。脳のどの部分の血流が低下しているのかを画像から知ることができ、脳血管の病気の重症度を調べる(図1)、認知症の原因を診断する(図2)などの目的で行われる検査です。

図1.脳血流画像(認知症) 典型的なアルツハイマー病の画像。後頭葉を除く大脳皮質に広範な血流低下が見られます。

図1.脳血流画像(認知症)
典型的なアルツハイマー病の画像。後頭葉を除く大脳皮質に広範な血流低下が見られます。

図2.脳血流画像(脳血管障害) 左内頚動脈狭窄の症例。左側の大脳皮質に広範な血流低下が見られます。

図2.脳血流画像(脳血管障害)
左内頚動脈狭窄の症例。左側の大脳皮質に広範な血流低下が見られます。

所要時間

静脈からのアイソトープ投与はすぐに終わりますが、投与から撮影するまでの間15分程度の待ち時間があります。撮像時間は30分弱です。

検査を受ける前に

本検査においては検査前の食事制限や処置、生活上の注意事項などは特にありません。

検査の実際

  1. アイソトープを静脈から注射します。
  2. 15分程度の待ち時間があります。
  3. 検査台に横になり、専用の装置で画像を撮影します。
  4. 撮影時間は30分弱で、この間頭を動かさないようにしてください。

検査後の注意

生活は通常どおりで構いません。

文責: 放射線診断科外部リンク
最終更新日:2017年5月2日

▲ページトップへ

慶應義塾HOME | 慶應義塾大学病院