脳血流シンチ
のうけつりゅうしんち
概要
脳血流シンチとは、血流で脳に運ばれて脳内で停留する放射性医薬品(アイソトープ)を静脈から投与し、脳でのアイソトープの分布を専用のカメラで撮像する検査です(図1)。脳のどの部分の血流が低下しているのかを画像から知ることができ(図2)、脳血管の病気の重症度を調べる、認知症の原因を診断するなどの目的で行われる検査です。

図1
脳血流シンチで用いられる撮像装置

図2
脳血流画像
初期のアルツハイマー病の画像で、矢印の両側の頭頂部に血流低下が見られます。
所要時間
静脈からのアイソトープ投与はすぐに終わりますが、投与から撮影するまでの間30分以上の待ち時間があります。撮像時間は20分弱です。
検査を受ける前に
本検査においては検査前の食事制限や処置、生活上の注意事項などは特にありません。
検査の実際
- アイソトープを静脈から注射します。
- 30分以上の待ち時間があります。
- 検査台に横になり、専用の装置で画像を撮影します(図1)。
- 撮影時間は20分弱で、この間頭を動かさないようにしてください。
検査後の注意
生活は通常どおりで構いません。
文責:放射線科学(診断)
記事作成日:2009年2月1日
最終更新日:2011年12月28日
