概要
慶應義塾大学病院臨床検査科・医学部臨床検査医学教室ウェブサイトの「患者さんへ検査のご案内」に以下の説明があります。ご参照ください。
検査の実際
採血前の注意事項
採血の概要は採血について(慶應義塾大学病院臨床検査科・臨床検査医学教室)をご参照ください。
- 医師から空腹時の採血を指示された場合は、食事や飲水等について医師の指示に従ってください。
- ご年配の患者さんは、朝食を摂らない場合、脱水症状にならないように水分(水道水、白湯、ミネラルウォーター)を摂ってください。また、発熱、大量の発汗がある場合も、水分摂取をしてください。ただし、主治医より水分摂取の制限をされている方はその指示に従ってください。
- 朝食後に服用するお薬については、主治医の指示を受けてください。
- 病気の治療方法等により、採血前でも食事を摂らなければならないこともありますので、主治医の指示に従ってください。
採血後の注意事項
- 採血部位はご自身で、5分以上圧迫をしてください。
- 採血当日に入浴をしてもかまいませんが、採血部位を強くこすらないでください。
- ご自身で圧迫しにくい場合、出血が止まりにくい場合は医療スタッフにお知らせください。
尿検査を受ける前の注意点
- 検査目的により、採尿方法が異なります。
特に医師から指示がない時は、最初と最後の尿を除いた中間尿を採取してください。
医師から採尿方法を指示された場合は、指示通りに採尿をお願いします。
早朝尿とは、朝起床してすぐに採取する尿のことです。時間尿とは、排尿し膀胱を空にした後、ある一定時間内に排泄されるすべての尿を採取し、蓄える尿のことです。蓄尿とは、排尿し膀胱を空にした後、24時間に排泄されるすべての尿を採取し、蓄える尿のことです。 - 生理の時期に採尿を指示されたときは、主治医、医療スタッフなどにお知らせください。
- 排尿直後のため尿が出ないというときには、水分を摂取して、30分程度たってから再度採尿してみてください。ただし、水分摂取の制限をされている方は、その旨お知らせください。
- 採尿後、尿を誤ってこぼした場合は必ずお知らせください。 それ以外でも不明な点がありましたら医療スタッフにお尋ねください。
文責:
臨床検査科
最終更新日:2021年10月12日