慶應義塾大学病院KOMPAS

HOME

検索

キーワードで探す

閉じる

検索

お探しの病名、検査法、手技などを入れて右のボタンを押してください。。

腰椎穿刺検査

ようついせんしけんさ

戻る

一覧

検査の概要

腰椎穿刺とは、背中から針を刺して脳脊髄液を採取し、性状や圧を調べる検査です。髄液腔に薬剤を注入する治療を行うときもあります。検査は無菌的に行われます。

検査場所

病室または処置室で行います。

所要時間

30分くらいです。

検査を受ける前に

検査前は食事や飲み物を控えていただく場合があります。検査前にトイレを済ませておいてください。

検査の方法

  1. 横になり、背中を弓なりに曲げ、腰の部分を突き出してください。両膝を深く曲げて、両手で膝をかかえ、おへそを覗き込むような姿勢をとってください(図1)。
  2. 腰の針を刺す場所に、痛み止めの麻酔を行います。
  3. 針を髄液腔まで刺し、髄液を採取したりお薬を注入したりします。
  4. 検査中、針を刺している部分の痛みが増したとき、下肢にしびれや痛みを感じたとき、頭痛や吐き気が生じたときは、動かずに言葉で伝えてください。

検査後の注意

  1. 検査後1時間は、枕をせずにあおむけで安静を保ってください。首を前屈せず安静を保った方が検査後の頭痛が起こりにくいです。
  2. 頭痛や吐き気・嘔吐が生じたときは速やかに医師または看護師にお知らせください。
  3. 安静解除後に問題なければ、食事を開始します。当日は水分を多めに飲んでください(水分制限のある方は医師の指示にしたがってください)。
  4. 針を刺した部分に出血や腫れがないか確認します。入浴やシャワー浴については医師、看護師の指示にしたがってください。
図1

図1

文責: 神経内科外部リンク
最終更新日:2024年6月26日

▲ページトップへ

ページTOP