概要
近年、「低侵襲」、「患者さんにやさしい」手術として内視鏡手術が各分野に普及しています。産婦人科領域においても、子宮、卵管、卵巣に生じた様々な疾患に対して内視鏡手術が行われています。
内視鏡手術が患者さんにやさしい理由として、一般的に以下のようなものが挙げられます。
- 術後の疼痛が軽い
- 傷が目立たない
- 入院期間が短い
- 社会復帰が早い
確かにこのようなことは開腹手術に勝る内視鏡手術の長所といえます。しかし、一方で内視鏡手術には特有の合併症が存在するなどの短所があることも事実です。患者さんは、内視鏡手術の長所・短所の両方を十分に理解していただいた上で納得のいく治療を受けていただくことが必要です。
産婦人科で行われる内視鏡手術には以下のようなものがあります。詳しくは各項目をご参照ください。
文責:
産科
最終更新日:2019年2月22日