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マンモグラフィー

まんもぐらふぃー

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概要

マンモグラフィーとは、X線を使用して乳房を撮影する検査です(図1)。
マンモグラフィーは無症状の女性が検診として受ける場合と、自覚症状のある方や検査で異常を疑われた方が精密検査として受ける場合とがあります。基本的には同じ手技を用いますが、精密検査として行う際は、詳しい情報を得るために撮影枚数が増えることがあります。

図1.マンモグラフィー写真

図1.マンモグラフィー写真

所要時間

左右の乳房をそれぞれ2方向から撮影すると10分程度かかります。

検査を受ける前に

  • 食事など日常生活の制約は特にありません。
  • 検査を受ける方は、中央棟1階X線受付に診察券を出し、受付の案内に従ってください。
  • 更衣室では上半身の服を全て脱ぎ、備え付けのバスタオルを羽織ります。ネックレスやイヤリング等は外してください。また、制汗スプレーやラメ入りのローションなどもあらかじめ拭き取ってください。   
  • ペースメーカーを入れている方、妊娠の可能性が高い方、豊胸術後の方、乳房に近いところから体内にチューブを入れている方は、検査前に担当医師および技師にご相談ください。

検査の実際

  1. 通常、立位で、左右の乳房をそれぞれ2方向(上からと斜め横から)撮影します(図2)。
  2. 担当技師が乳房を十分に手で引き出した後、撮影装置の圧迫板で乳房を挟み圧迫して撮影します。痛みを多少伴うことがありますが、効果的な圧迫は以下の2点から有用ですのでご協力ください。ただし、我慢できないような痛みがあるときはお知らせください。

<乳房圧迫の必要性>

  1. 乳腺組織の重なりが減るため内部構造が明瞭になり、異常所見を発見しやすくなります。 
  2. 乳房を薄くするほど被曝線量を減らすことができます。
図2.マンモグラフィー撮影室

図2.マンモグラフィー撮影室

検査後の注意

検査後の制約はありません。
検査後、乳房に痛みを感じたり、乳房の皮膚が赤くなったりすることがあります。これは圧迫による一時的なものですが、痛みや赤みが強くなる場合は、受診された診療科へ連絡してください。

文責: 放射線診断科外部リンク
最終更新日:2018年2月23日

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