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耳鳴検査

じめいけんさ

概要

耳鳴のほとんどは他人が聞き取ることはできず、物理的な音として捉えることはできません。あくまで自覚的な症状であり、同じ耳鳴音を聞いていても、その感じ方は各自さまざまであると考えられています。そのため耳鳴を評価するにあたっては、問診表を使った評価と、聴力検査機器(オージオメータ)を用いた耳鳴の強さ・高さを表現する検査の2つを組み合わせて行っています。

所要時間

オージオメータを用いた検査:15分くらい、問診表を用いた検査:30分くらい。

検査を受ける前に

特に検査を受ける前の準備は必要ありません。検査当日は、外来で医師よりどの検査を行うかについての説明があります。

検査の実際

  1. オージオメータを用いた検査
    多くの場合、純音聴力検査を行った後に続いて行います。オージオメータから出す音の高さと強さ、および種類(純音または雑音)が、もっとも耳鳴の音と類似する音を求めます。あるいは、オージオメータから出す音によって、耳鳴が聞こえなくなる音圧(遮蔽(しゃへい)レベルといいます)を求める方法もあります。
  2. 問診表を用いた検査
    耳鳴は自覚的な症状ですので、問診による自覚的評価がもっとも重要です。問診項目としては、次の9項目があります。(1)耳鳴の部位(左右、両耳、頭蓋内など)、(2)耳鳴の種類(1種類か2種類以上か)、(3)耳鳴の表現(キーン、ジーンなど)、(4)耳鳴の高低(高い、低いなど)、(5)耳鳴の清濁(澄んだ音、濁った音など)、(6)耳鳴の大きさ、(7)耳鳴の持続時間(どのくらい続くか)、(8)耳鳴の苦痛度(どれくらい苦痛に感じているか)、(9)その他の特徴(脈を打つような音として聞こえる、睡眠の妨げになる、など)。また、耳鳴による心理的苦痛度や生活障害度(どのくらい苦痛に感じていて、生活に影響がでているか)を評価するために、THIという質問紙を用いています。このTHIは100点満点で、得点が高いほど重症の耳鳴患者さんであることを意味します。ほかに、うつ傾向や不安傾向がどのくらいみられるかが治療効果に大きな影響を与えますので、うつ状態を測るSDSという質問紙や、不安状態を測るSTAIという質問紙を用いて、その結果を参考に治療法を選択するようにしています。

検査後の注意

耳鳴が治療によりどのように変わっているか、半年や1年の単位で繰り返し同じ検査を行っていく必要があります。特に問診表による検査を繰り返し行っていくことが、治療の効果を見る上で重要になります。

文責: 耳鼻咽喉科外部リンク
最終更新日:2011年12月28日

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