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骨塩定量検査

こつえんていりょうけんさ

概要

骨塩定量検査は、骨の構成要素であるカルシウムやミネラル成分の量(骨密度 BMD: Bone Mineral Density)を測定し、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断と薬剤・栄養・運動療法などの治療効果を判定するために必要な検査です。骨粗鬆症の判定には以下の基準に示すような脊椎(背骨)のX線検査による簡便な方法もありますが、定量化できません。

X線検査による骨萎縮度判定基準

  • 骨粗鬆化なし 骨萎縮なし
  • 骨粗鬆化の疑いあり 骨萎縮度 I 度(縦の骨梁が目立つ場合)
  • 骨粗鬆化あり 骨萎縮度 II 度以上(骨量減少、縦の骨梁が粗となる場合)

所要時間

約5分

検査を受ける前に

金属のついていない服装の着用をお願いします。同日にほかの検査で造影剤を使用した場合は、すぐ後には測定できませんので検査予約時に申し出てください。

検査の実際

検査台の中央に仰向けに寝ていただき、体軸が平行になるようにします。腰椎の撮影では膝関節と股関節を屈曲させて撮影をおこないます。測定はDXA法(二重エネルギーX線吸収測定法: Dual Energy X-ray Absorptiometry)と呼ばれる方法で、2種類のエネルギーレベルのX線の透過率の差を利用して、一般的には腰椎正面・大腿骨の頸部などで骨密度を測定します。測定精度が良好なことから腰椎の測定が標準的であり、2006年の骨粗鬆症治療ガイドラインにおいて推奨されています。ただし、変形性変化にともなう骨硬化や動脈の石灰化がある例では、実際の測定値より高値を示す場合があります。大腿骨の測定は大腿骨頚部骨折の危険性を最も鋭敏に予測します。現在、新しいスキャン方式を採用することにより測定時間が短縮され、腰椎では3-4分程度で終了し、同時に大腿骨を測定することも可能で、放射線の被爆量もわずかです。

DXA検査

検査後の注意

検査にともなった制限や注意事項は特にございません。骨粗鬆症治療薬の効果を判定する場合は、一般的には半年から1年に1回の頻度でおこないます。また、ほかの医療機関や保健センターなどで用いている骨密度測定装置のBMD値とは、測定部位(腰椎・大腿骨・中手骨など)や検出機種の違いにより数%の誤差が生じることがあります。BMD値は絶対値ですが、測定値だけで骨の量を最終的に決定するのではなく、医師が測定方法の長所と誤差・問題点を十分に熟知し、生活環境・基礎疾患・内服薬剤などを考慮して、総合的に骨の強度(骨量と骨質から構成される)を診断いたします。

文責:整形外科外部リンク婦人科外部リンク
最終更新日:2014年10月14日

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