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PFD試験(膵外分泌機能検査)

PFDしけん(すいがいぶんぴつきのうけんさ)

概要

膵臓は二つの異なる働きをしています。一つは、食物の消化に必要な消化酵素(炭水化物を分解するアミラーゼ、たんぱくを分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなど)を含んだ膵液を十二指腸に分泌する外分泌機能です。もう一つの作用は、血糖を下げるホルモン(インスリン)と血糖を上げるホルモン(グルカゴン)を血液中へ分泌して、血糖を調節する内分泌機能です。 PFDとは、pancreatic functioning diagnostantの略で、膵外分泌機能検査法の一つです。薬剤を服用し、6時間後に尿を採取する方法ですので、体に負担はかかりません。慢性膵炎、膵がん、急性膵炎後などの膵臓の外分泌機能が低下するような病気で、異常値(低値)を示します。この薬剤は小腸から吸収され、肝で化学変化を受けた(抱合)後、腎から排泄されます。したがって、膵外分泌機能の低下以外に、小腸における吸収低下のある場合(小腸術後、Crohn病など)、肝機能や腎機能低下のある場合(肝硬変、腎不全)にも、尿中の値は低下します。

所要時間

6時間ほど

検査を受ける前に

早朝の空腹時に検査を行います。十分な尿量を確保するため飲水を確実に行ってください。
薬剤が検査の結果に影響を及ぼすことがありますので、医師に必ず確認をするようにしてください。
例えば、膵臓の酵素を含む消化酵素薬により測定値が影響されることがあります。また膵外分泌機能が正常にもかかわらず検査結果が陽性と出る可能性のある薬剤として、抗結核薬イソニアジド(INH)、抗炎症剤アセトアミノフェンとパラアミノサリチル酸カルシウム(PAS)、抗不整脈薬塩酸プロカインアミドなどがあります。また、経口糖尿病薬により膵外分泌機能が悪いにもかかわらず陰性となることがあります。

検査の実際

早朝空腹時の排尿後に、BT-PABAというPFD試薬500mgを水200mLとともに服用します。開始6時間後の尿を全部集め、尿量を測ります。採取した尿の一部を使って、尿中PABA濃度を比色測定し、尿中PABA排泄率(%)を計算します。正常値は71%以上です。

検査後の注意

十分な尿量を確保するため飲水を確実に行ってください。

文責: 消化器内科外部リンク
最終更新日:2018年2月21日

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